2012年11月26日 (月)
普段あまりハウツー本の類を読まない私だけれど
自宅で子供の勉強を見ている身としては時どきは律しないといけないなと。
読んでみたのはこれ。
いや、別に難関校を目指すわけではないんだけども。
お世話になった「本当の国語力」の福嶋先生の本だし
amazonで中身が見れたのもあって買ってみた。
うちは以前にお世話になったのがこれ。
左側は普通の(?)本で、タイトルにひかれて読んでみたもの。
その後、この問題集があることを知ってムスメと一緒に取り組んだ。
3年生の秋に初めてやって、4年生の秋に2度目をやったんだっけ。
あれから1年かぁ、ちょうど1年経つと思い出すんだろか(笑)
あの頃はまだ理科社会がほとんどなかったから、国語もやれたんだよなぁ。
5年生になってからは相当おざなりになってしまって(汗)
国語に限らず、算数や理科でも「~~だから☆☆」と考えることが
大事になってきたのを感じていて、それに反してムスメはこういうの苦手。
順を追って考える、たどって考えることが苦手だからなぁ。
この「難関校に合格する子の国語読解力」は難関校はさておき
うちのようなレベルでも参考になる点があった。
最初の方は「本当の国語力」に書いてあるようなことで
「みかん、りんご・・・つまり果物」のような例も同じ。
言いかえる力、くらべる力、たどる力の3本柱のことも最初に書いてあった。
これが重要なことは実感してる。
そしてムスメができないのもこの3本柱。
言いかえることも、たどることもできない(やらない?)からなぁ。
私がひかれて買った理由の1つが序章。
序章タイトルが「親が国語を教える時に大切なこと」だったから(笑)
本当にね、自分がわかる分、どうしてわからないのかわからないのだ~~。
一発目から「読書をすれば国語の成績は上がるか?」について。
答えはNO。
いわゆる読書というのは「多読」で、国語のテストは「精読」なので
いくら多読をくり返しても、意図的に精読の練習をしないと成績は上がらない。
英語の多読、精読(英検過去問)で考えるとよくわかる。
それから「国語力とは相手の言葉を受信して整理して発信する」として
特に「整理して」が重要とあった。
そうなんだよ、ムスメは整理が苦手。サボるって話もある。
私は聞きながら頭で無意識に整理しているんだろうし
何事にもつい分析してしまうタイプなので整理必須(笑)
それからムスメにいつも話しているようなことが書いてあったので
「ホラ見ろ~」と読んで聞かせてやった。
自分自身に対して「説明してあげる」作業を「理解」と言う
私は「自分を助けるために自分に説明してやれ」とよく話してる。
他の人に説明してやろうなんて思わなくていいから
自分のために、自分の手助けになるように自分に説明してあげよう。
自分がわかりやすい言い回しでいいんだからさ。
説明すれば理解が深まることは、ムスメに教えている私が一番実感してる(笑)
最初の部分はこういう「大事なこと」が書いてあって
途中で難関校のための記述問題などが触れてあるのでその辺は軽く流す(苦笑)
それから「書く力」「読む力」を鍛える方法が書いてあって
抽象・具体のやり取りのことや
サンドイッチ型(内容が間に挟んである)の文章のことなど
「本当の国語力」にも書いてあったようなことも。
中で印象的だったのは
子供の話を「聞き手に回る」だけでは子供の思考力は育たない、ということ。
ムスメは口下手で言葉が出てこないので、話がなかなかまとまらず
私が「つまり~~ってこと?」とまとめて
ムスメが「そうそう!」ということが結構ある。
この本では「積極的にまとめてあげる」のはいいとあった。
もちろんいつまでもそれでいいわけじゃないんだろうけど(苦笑)
徐々に「つまり?」と問うだけにとどめて
まとめるのは子供にまかせるようにしていくといい、とあった。
全体的に「本当の国語力」より、もう少し受験を意識して実践的な感じかな。
受験においての読解問題の捉え方とか。
このあたりは自分達に必要な部分を取り入れるようにしてみたい。
難関志望でもないし、記述もそんなに(ほとんど?)ないので。
これまで出口先生の論理エンジン(水色の方)もよかったし
白石先生の「3ステップ」もムスメにとって良かったと思うし
この「本当の国語力」は子供よりも親の私の方が勉強になってる。
国語の公式をバッチリ!にはできないだろうけど
もう少し国語を解きやすくなるできるようにしていきたい。
私も国語に関してはまだまだ上手くムスメに説明できないので
自分が消化するまで少し読み返してみた方がよさそう。
消化してムスメに還元できるのが一番いいんだよな。
もうひとつ気になる本があって、同じ人の本だと思ってたら違った(笑)
国語ではないので気がつきそうなものだけど
amazonで中身を見てみたら「言いかえる力」とか書いてあったので(笑)
途中「ふくしま式」というのも出てくるし。ちょっと紛らわしいかも。
でもよさげなので近々読んでみたいと思ってる。
***追記***
親切な方にお知らせ頂いたところによると
この福嶋淳史先生と「国語力」の福嶋隆史先生は双子なんだそう。
そうだよなぁ、一文字違いだもんなぁ。
ご兄弟どちらも優秀に育って羨ましい(すっかり親目線)
兄弟で国語と算数の道に分かれてるというのも興味深い。
ちなみに弟さん(算数)はこの本がデビュー作だそう。
ムスメは算数もポカが多いので、ホント近々読んでみたい。
自宅で子供の勉強を見ている身としては時どきは律しないといけないなと。
読んでみたのはこれ。
いや、別に難関校を目指すわけではないんだけども。
お世話になった「本当の国語力」の福嶋先生の本だし
amazonで中身が見れたのもあって買ってみた。
うちは以前にお世話になったのがこれ。
左側は普通の(?)本で、タイトルにひかれて読んでみたもの。
その後、この問題集があることを知ってムスメと一緒に取り組んだ。
3年生の秋に初めてやって、4年生の秋に2度目をやったんだっけ。
あれから1年かぁ、ちょうど1年経つと思い出すんだろか(笑)
あの頃はまだ理科社会がほとんどなかったから、国語もやれたんだよなぁ。
5年生になってからは相当おざなりになってしまって(汗)
国語に限らず、算数や理科でも「~~だから☆☆」と考えることが
大事になってきたのを感じていて、それに反してムスメはこういうの苦手。
順を追って考える、たどって考えることが苦手だからなぁ。
この「難関校に合格する子の国語読解力」は難関校はさておき
うちのようなレベルでも参考になる点があった。
最初の方は「本当の国語力」に書いてあるようなことで
「みかん、りんご・・・つまり果物」のような例も同じ。
言いかえる力、くらべる力、たどる力の3本柱のことも最初に書いてあった。
これが重要なことは実感してる。
そしてムスメができないのもこの3本柱。
言いかえることも、たどることもできない(やらない?)からなぁ。
私がひかれて買った理由の1つが序章。
序章タイトルが「親が国語を教える時に大切なこと」だったから(笑)
本当にね、自分がわかる分、どうしてわからないのかわからないのだ~~。
一発目から「読書をすれば国語の成績は上がるか?」について。
答えはNO。
いわゆる読書というのは「多読」で、国語のテストは「精読」なので
いくら多読をくり返しても、意図的に精読の練習をしないと成績は上がらない。
英語の多読、精読(英検過去問)で考えるとよくわかる。
それから「国語力とは相手の言葉を受信して整理して発信する」として
特に「整理して」が重要とあった。
そうなんだよ、ムスメは整理が苦手。サボるって話もある。
私は聞きながら頭で無意識に整理しているんだろうし
何事にもつい分析してしまうタイプなので整理必須(笑)
それからムスメにいつも話しているようなことが書いてあったので
「ホラ見ろ~」と読んで聞かせてやった。
自分自身に対して「説明してあげる」作業を「理解」と言う
私は「自分を助けるために自分に説明してやれ」とよく話してる。
他の人に説明してやろうなんて思わなくていいから
自分のために、自分の手助けになるように自分に説明してあげよう。
自分がわかりやすい言い回しでいいんだからさ。
説明すれば理解が深まることは、ムスメに教えている私が一番実感してる(笑)
最初の部分はこういう「大事なこと」が書いてあって
途中で難関校のための記述問題などが触れてあるのでその辺は軽く流す(苦笑)
それから「書く力」「読む力」を鍛える方法が書いてあって
抽象・具体のやり取りのことや
サンドイッチ型(内容が間に挟んである)の文章のことなど
「本当の国語力」にも書いてあったようなことも。
中で印象的だったのは
子供の話を「聞き手に回る」だけでは子供の思考力は育たない、ということ。
ムスメは口下手で言葉が出てこないので、話がなかなかまとまらず
私が「つまり~~ってこと?」とまとめて
ムスメが「そうそう!」ということが結構ある。
この本では「積極的にまとめてあげる」のはいいとあった。
もちろんいつまでもそれでいいわけじゃないんだろうけど(苦笑)
徐々に「つまり?」と問うだけにとどめて
まとめるのは子供にまかせるようにしていくといい、とあった。
全体的に「本当の国語力」より、もう少し受験を意識して実践的な感じかな。
受験においての読解問題の捉え方とか。
このあたりは自分達に必要な部分を取り入れるようにしてみたい。
難関志望でもないし、記述もそんなに(ほとんど?)ないので。
これまで出口先生の論理エンジン(水色の方)もよかったし
白石先生の「3ステップ」もムスメにとって良かったと思うし
この「本当の国語力」は子供よりも親の私の方が勉強になってる。
国語の公式をバッチリ!にはできないだろうけど
もう少し国語を解きやすくなるできるようにしていきたい。
私も国語に関してはまだまだ上手くムスメに説明できないので
自分が消化するまで少し読み返してみた方がよさそう。
消化してムスメに還元できるのが一番いいんだよな。
もうひとつ気になる本があって、同じ人の本だと思ってたら違った(笑)
国語ではないので気がつきそうなものだけど
amazonで中身を見てみたら「言いかえる力」とか書いてあったので(笑)
途中「ふくしま式」というのも出てくるし。ちょっと紛らわしいかも。
でもよさげなので近々読んでみたいと思ってる。
***追記***
親切な方にお知らせ頂いたところによると
この福嶋淳史先生と「国語力」の福嶋隆史先生は双子なんだそう。
そうだよなぁ、一文字違いだもんなぁ。
ご兄弟どちらも優秀に育って羨ましい(すっかり親目線)
兄弟で国語と算数の道に分かれてるというのも興味深い。
ちなみに弟さん(算数)はこの本がデビュー作だそう。
ムスメは算数もポカが多いので、ホント近々読んでみたい。
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